北大輝「明日への戦い」

日本社会への提言

自民党の政治家は本当にバカだ それに投票する日本人はもっとバカだ

 総選挙の投票日が近い。結論を先に書く。自民党衆議院議員候補者に票を入れてはいけない。なぜなら、世襲議員だらけで、バカだからだ。

1、世襲議員 

 自民党衆院議員の約3割、70人ほどが世襲議員である。実力もないのに、威張っている者が多いのが特徴だ。どこの業界でも、ほぼそうだが、親子で同じ職業を選んだ場合、子どもが親より秀でることは稀だ。それを知ってか知らずか、親と同じ職業を選ぶところがバカである。「モンテクリスト伯」を書いた作家アレクサンドル・デュマの子も作家となったが、代表作は「椿姫」で一格落ちる。

 初代がゼロから積み重ね、ひとかどの地位を築いたのに、二代目、三代目はそのゼロからの苦労を知らず、逆に親や祖父が積み重ねてきた成果の上に乗っかることができる。楽している分、人間としての出来が甘い。嘘だと思うなら、貴方の会社にいる重役の「二世社員」を思い浮かべればいい。大抵「ジュニア」とか「二世」とか呼ばれて、陰でバカにされているはずだ。

 「選挙の洗礼がある」とか言い訳するが、政治をまともに考えたことがない田舎者が、選挙のたびに、同じ名字を投票用紙に書き続けるだけのことだ。親が成り上がりでも、二代目以降になると、「毛並みがいい」とか「家柄がいい」とほめそやす日本社会は、基本的に封建社会から、思考回路が進歩していないのではないか。

 こういう批判をすると、「歌舞伎役者だって世襲だ」「歌舞伎や伝統芸能の家は代々、跡を継いでいる」などとネトウヨから反論が出る。芸事と政治を一緒にする時点で、まず間違っている。名家以外から優秀な才能の役者が出ても、主役になれないような妙な伝統芸能と、ちょっと間違えれば、国や市民生活をダメにしかねない政治家を一緒にするのは、どうかと思う。

 千歩譲って答えると、「あの人たちは否が応でも、跡を継がなければならない人たちだ」ということが分かっていない。歌舞伎で主役を張れる「……屋」の子どもにとって、いくら歌舞伎が嫌いでも、容姿が二枚目でなくても、芝居が下手でも、やらざるを得ないのである。名門の出だから、いい役はもらえる。大名跡ももらえる。

 でも、見巧者の見物人には「今の◯◯さんは先代に比べると、下手くそだねえ」「華がないねえ」「女形のくせに、綺麗じゃないねえ」などとずっと、悪口を叩かれる。それでも、何十年も役者をやっていれば、それなりに形が付いて行き、昔の名人を知っている見物客も死んでいくので、何とか名跡を守っていけるだけのことだ。その代わり、一般の家庭や名家でない役者の家の出身者が大名跡をもらえることは、養子にでもならない限りはありえない。だから、歌舞伎に大きな発展や進歩はない。

 

 世襲バカにもいろいろいる。

 A、本当に頭の悪いバカ

 安倍晋三麻生太郎などが典型だ。

 安倍の祖父、岸信介は東大法学部で民法学者になった我妻栄と首席を競ったほどの秀才で、父親の安倍晋太郎も東大法学部を卒業していながら、孫の晋三は本当に頭が悪かった。

 普通なら、これだけの家柄のお坊っちゃまなら、慶応幼稚舎に入れるはずだが、本当に馬鹿だったので、三菱の子弟の教育機関として発足した経緯を持つ成蹊の小学校に入学した。小学生の時、東大生だった平沢勝栄が家庭教師をしていたが、「あんな頭の悪い奴を見たことない」と言っていたのは本当だろう。

 成蹊大では4年生の時、必修科目の法哲学の単位を落としているが、なぜか卒業できている。日米安保条約改定による大幅な軍備拡大で、三菱重工業に莫大な利益をもたらしてくれた恩人・岸の孫を留年させるわけにいかなかったのだろう。

 安倍晋三は初当選した1993年以来、長年、最終学歴を「南カリフォルニア大学政治学科」としてきたが、実際には、語学コースなどに通っただけで、政治学の単位すら取っていなかった。これだけの経歴詐称の嘘をつけば、本来、国会議員の辞任に値する話だが、なぜか本人は平然としている。生来の嘘つきなのだろう。山口県民はよく、このバカに投票し続けるものだ。

 

 麻生太郎は小学3年生まで、地元の小学校に通わず、父親の作った私塾で学んでいたらしい。父親が炭鉱町の学校は合わないと考えたということになっているが、単純にバカがバレるのが嫌だったのではないだろうか。「みぞうゆう」や「ふしゅう」で有名になったが、まともに学習院大学政治経済学部を卒業して、この程度の漢字も読めないのは、バカだからに違いない。

 

B、婿養子バカ

 東大など優秀な大学を出ながら、偉くなりたいがために、何のプライドもなく、婿養子になった根性なしである。「小糠三合持ったら養子に行くな」というのは、安易に婿養子に行くことを戒める言い伝えだが、政界、官界には喜んで婿養子になりたがるバカがごまんといる。もちろん、政界の大物や官庁の事務次官級の大幹部の娘をもらうことが、役人の出世コースになっているからだ。霞が関の中央官庁の若手キャリア組は仕事に追われて、女性との出会いが少ないこともあって、各省庁の人事課は娘を持つ有力者に若手職員を紹介する仕事をしているので、婿養子が絶えない。

 前官房長官加藤勝信が、自民党ロッキード高官・加藤六月の婿養子になろうとして、長女に断られると、「次女でもいいから」と言って、婿入りしたのは有名な話だ。他にも、学歴を無駄遣いしているような婿養子議員が何人もいる。

 

C、学歴ロンダリングバカ

 本当はバカ、あるいは有名校を出ていないのに、親の権力や金の力で、大学院卒などの学歴を付けて、見栄えを良くしている者で、小泉進次郎が代表例だ。

 進次郎の自己紹介プロフィールでは、「甲子園目指して野球に打ち込んだ高校時代」から、いきなり「頭が汗をかくほど勉強したアメリカの大学院時代」の話になり、大学時代の話は全く出てこない。

 付属高校から、一流とは言えない関東学院大学に進み、週末は札束を握りしめて、横浜の伊勢佐木町界隈で遊んでいたという噂もあるほどで、大学時代は全く勉強していなかったからだ。

 首相となった父親の力で名門コロンビア大学の大学院に留学し、アメリカの要人にインタビューした結果をまとめたという普通の学生ならできないような卒業論文修士号を獲得した。そういうハク付けはありなのだろうか? アンフェアではないだろうか?

 

2、地方議員上がり

 基本的に自民党は近代政党ではなく、国や地方の利権を我が物としたい政治家、商工業者、農林業・漁業従事者の利益集団である。地方議員も、名誉と金を求める者が政治家になっているだけで、そんな連中が国会議員になっても、人格から立派でないのだから、まともな政治ができるわけがない。

 福井選出で、岸田内閣で国会対策委員長になった高木毅は女性宅に侵入し、下着を盗んだ「パンツ泥棒」として有名だが、父親が敦賀市長だったためか、逮捕もされていない。それでも、原発推進派なので、選挙は電力会社が全面的にバックアップするので、盤石だという。世襲で犯罪者で利権政治家、自民党の議員など、こんな奴らばかりだ。

 

 多分、今回の総選挙で自民党は予想以上に負けるだろう。コロナでは何もしなかったし、患者も自宅に放置したし、人気取り目当ての無駄遣い五輪は強行したし、1万8千人以上のコロナ死者まで出したりしたのだから。

 それでも、自民党は日本の第1党だ。自民党に入れるバカが一番悪い。